12月8日、当学院では、在校生を対象に「禁煙セミナー」を行いました。これは、2011年4月より、当学院が「敷地内の全面禁煙化」を実施するのに伴い行ったものです。
講師は、グループ校である国際医療福祉大学福岡リハビリテーション学部教授の濱本邦洋先生です。

当学院作業療法学科の原口健三学科長より、濱本先生のプロフィールが紹介されました。小児科医としてもご活躍されている濱本先生ですが、かつては喫煙者だったそうですが、それだけに、講演内容は、大変説得力がありました。
まず濱本先生は「現在タバコを吸っていない人、手を上げてください」と参加者に促しました。「今日の講演では、現在、タバコを吸っていない人がこれからも吸わないようにして欲しいという願いを込めてお話をします」。

タバコの健康被害は大きく、非喫煙者を1とした場合、喫煙者は、がんによる死亡率が、1.4倍から32.5倍になるそうです。喉頭がんについては、100%が、喫煙者というデータもあるそうです。なぜなら、タバコの煙には、タールやニコチンなど、200種類もの有害物質が入っているからです。また、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発症要因の8~9割はタバコです。この病気は、病状が進むと呼吸困難になり24時間の酸素療法が必要となります。
あるイギリスの研究では、喫煙者は非喫煙者に比べて10年短命だという報告もあります。

また、喫煙は喫煙者本人だけの問題ではなく、周囲に居合わせる人の、受動喫煙という問題も引き起こします。タバコを吸う人の煙である“主流煙(しゅりゅうえん)”より、周囲の人が吸う煙“副流煙(ふくりゅうえん)”の方が、有害物質が含まれる量が高くなるのです。

日本人の死因のトップはがんですが、種類別で見ると『肺がん』が断然多いようです。タバコの影響は、それだけでなく、歯が汚れる、歯ぐきが黒くなる、息が臭くなる、味がわからなくなるなど様々です。「そんな人とキスはしたくないですよね(笑)」。
講演で印象的だったのが多くの写真やスライドです。なかでも次の写真は、参加者から思わずどよめきが起こりました。

写真の女性は、双子なのですが、喫煙をした左の女性としていない右の女性は大きく違います。左の女性は歯が黒く、そしてしわも目立ちます。タバコによって、肌も荒れるのです。
その他、タバコによる経済的な損失(医療費等)や、日本と海外とのタバコの広告の比較、そしてタバコの包装紙の表示の違いなど、これまであまり知らない情報もありました。海外では包装に「Smoking Kills」~タバコを吸うと死にます~と明示しなければならないようです。
「タバコは徴税用の合法ドラッグであるという認識を持ってください。そして、喫煙者はニコチン中毒の病人なのです」。喫煙者にとっては、耳の痛い話ですが、スライドで紹介された、タバコでがんになった患者の写真を見ると、複雑な気持ちになった人も多いのではないでしょうか。
「就職をすると喫煙者になる人が多いのが実情です。私たちは健康を守る立場の人間ですから、これからも吸わないでください」。
国際医療福祉大学に寄せられた今年の求人施設の10%が、採用条件に非喫煙者であることを明示していたとの報告も。
最後に、会場全員で“息止め”に挑戦。これは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の症状である、呼吸困難の状態を体感するためのものでした。「この病気にかかると、息止めの最後に感じた息苦しい状態が何年も続き、酸素ボンベを携帯した生活をして苦しみながら亡くなることになります」。

一番、長く息を止めていた方は意外にも喫煙者でした。濱本先生からは「禁煙セラピー」の本がプレゼントされました。
参加者のアンケートでは「今日から禁煙します」という喫煙者や、「絶対吸いません」という非喫煙者など、力強い声が多数ありました。
濱本先生、ありがとうございました。
講演で紹介された、You Tubeで、見られる禁煙CMコンテスト「そろそろお時間」のサイトをご紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=Zt8FrnlwOy4&feature=&p=7808BE202204FD7A&index=0&playnext=1
投稿時間 : 11:14 個別ページ表示
10/6、約2時間にわたり理学療法学科(PT)・作業療法学科(OT)の合同の「就職説明会」が当学院のももちアスリーナ(体育館)にて行われました。参加したのはPT・OT学科の最終学年です。
今年の5月から始まった2期18週間の長期実習がやっと終わったのもつかの間、今まで着ていた実習着からリクルートスーツに衣替えした姿は初々しくもあり、さらに実習を終えたくましく成長したな・・。と感じさせられました。
説明会には、福岡市内の病院をはじめ九州各県、そして山口や京都など、58施設120名の方々が来られました。ももちアスリーナの会場いっぱいに各施設のブースが設けられて、学生と施設の方が面談。お互いの熱気が教員にも伝わってきます。

説明会開始の合図と共に、学生は一斉に希望する施設のブースを訪れ、担当者の方に、準備していた名刺を差し出し自己アピール。名刺には学科と氏名、出身県それから自己アピールとして一言記入しています。

自己アピールには「やる気・元気・勇気」や「笑顔を絶やさず元気」などなど学生それぞれが工夫した一言を沿えて施設の方にアピールしていました。
施設の方の説明もパソコンを使用しながら、施設概要や現場の雰囲気まで、分かりやすく説明する工夫が満載です。学生も画面を食い入るようみつめながら、話にうなずき、熱心に聞き入っていました。


1回の説明では足りなかったと再度説明を聞きに行ったりする学生や少しでもたくさんの話を聞いて参考にしたいと、時間の許す限り積極的に動き回る学生などなど。皆熱心に行動していました。
2時間はあっという間に過ぎ、学生一人あたり5~6施設のブースをまわり説明を聞いていましたが「時間が足りないです。まだ話を聞きたいです」と終了の合図に残念がる学生が多数いました。
今回の説明会終了直後に早速「先生、見学に行ってきます!」と声高らかに言ってくる学生も!
就活始動!頑張れ最終学年諸君!
投稿時間 : 15:13 個別ページ表示
福岡国際医療福祉学院 理学療法学科では2月13日に、今年4月からの入学生向けのための第一回入学前教育を行いました。これは、AO入試や高校推薦入試の合格者を中心に行っているもので、入学をする前から学院の雰囲気を理解し、また早くから医療職を目指すための目標意識を持つための取り組みです。
この日は、入学予定者のうち45名が参加。宮崎県、長崎県など九州各地から集まりました。まずはじめに、森田正治理学療法学科長のオリエンテーションが行われ「高校での授業は1時限が50分ですが、専門学校での授業は90分。まずは、それに慣れることが大事です」と実際に行われる授業さながらの流れとなりました。

この日行われた模擬授業では、物理療法の中でもリウマチ等の治療に取り入れられる温熱療法の実習を行いました。まず二人一組となって、51℃程度に溶かされたパラフィンで患者さん役の人の手に膜を作り(写真)

それを理学療法士役の人がタオルで包んで温めるというもの。「患者さんにやるつもりでやってくださいね」と教員からのアドバイスを受け少し緊張した面持ちでした。

午後からは、在校生の1年生を中心に企画された交流会です。

この時間は、グループごとに分かれて、在校生とのフリートーク。「学校ではどんな服装ですか」との問いに「自分が患者さんの立場で治療を受けるとして安心できるように、髪の色などもきちんとした方がいいですよ」と、先輩としての的確なアドバイスが聞かれたグループもありました。

春から共に学ぶ仲間として、参加者同士の交流も広がっていたようで、帰り際にはもう和気あいあいとしたムードも。4月の入学式が楽しみですね!
投稿時間 : 16:40 個別ページ表示
2月6日、福岡国際医療福祉学院理学療法学科の卒業生10名が在校生に対して、
「実習直前実技講習会」を行いました。

卒業生を招聘しての実技講習会の実施は、本学院としては初めての試みでした。
在校生は同じ道を歩んだ先輩から学ぶ機会となり、
卒業生は学生に教えることの大切さ、難しさを感じたようです。
「実習直前実技講習会」は、臨床現場で勤務している当学院卒業生から、
患者像を想定した臨床推論過程や治療戦略を学ぶことで、臨床実習に対する心構えをすることが大きな目的です。
学内教育では、実際の患者像に沿った演習に限界があるため、
臨床の最前線で働く理学療法士から学ぶことは大きな意味を持ちます。
まず、当日は実習に臨む姿勢や心構え、実習施設での態度など、
学生当時の気持ちを振り返りながら、卒業生が1時間ほどの講義を行い、
その後、学生が10班(7~8名)のグループに分かれ、グループごとに1人の卒業生を担当者とし、
基本的な理学療法評価方法などの実技指導を実施しました。

在校生達からは「とにかく楽しかったです。そして、先輩方がカッコ良かった!」、
「臨床での評価の仕方や実際の患者様の様子を交え、
実技を指導していただいたので分かりやすかったです」、
「質問にも丁寧に返答していただき、あっという間の3時間でした」、
「実習まで残りわずかですが、今日の講習会で学んだことを踏まえて準備をしたいと思います」
という感想が聞かれました。
卒業生からは
「学生時代を振り返りながら、実習前にこんな授業があれば役立つ内容のものを、と学院の先生と共に内容を考え実施しました」、
「在校生は、予想以上に熱心に耳を傾け、質問もしてくれました」という声がありました。
今後も理学療法学科では、卒後交流なども含めてこのような会を企画して参ります。


投稿時間 : 11:22 個別ページ表示
